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社会保険労務士“龍馬の瞳”の労務管理情報

埼玉県さいたま市のソリューション型社会保険労務士“龍馬の瞳”です。埼玉県内の中小企業の皆様に、労務管理の諸問題の解決に必要な諸情報を掲載してまいります。



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2010-07-14

“たった一人の人事・労務管理組織”では、何故だめなのか?


 今日は! 社会保険労務士“龍馬の瞳”こと、楠瀬貞義です。
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“たった一人の人事・労務管理組織”では、何故だめなのか?

脆弱な組織で、人事・労務管理を行おうとすると、
どうしても不十分な部分が生じ、
将来に禍根(リスク)を残すことにもなりかねません。

以下、人事・労務管理の すべてを一人で担当する場合を想定して、
いくつか質問の形で、問題点を検証して見ましょう!


① 厳正な規律心と旺盛なチャレンジ精神をもって社業の発展に尽くす企業文化を醸成するため、
 人事制度、賃金制度、就業規則などを適切に制定し、運用することができますか?

  職場の規律を維持することは、清新溌剌とした就業環境を維持し、
 社員全員が気持ちよく、かつ意欲  的に就業する上で不可欠なものです。
 貴社の社風によく適合した就業規律を定めましょう。

  また、「成果を上げても報われない」「失敗すると責任を問われる、余計なことはしないほうがよい」、
 このような企業文化とは早急に“オサラバ”したいものです。
 “積極的な企図心をもってチャレンジする人こそ報われる”、そういう企業文化を醸成したいものです。
 
  でなければ、競争時代を生き抜く強い企業は作れません。


② 複雑多岐にわたる労働法(規則・通達類を含む)を漏れなく理解し、
 法規に違反することのないよう、具体的に施策できますか?

   これが不十分だと、未払い残業代の発生、従業員の健康被害セクハラパワハラ
 法令の要件を満たさない非合法な解雇や懲戒処分などを生じ、
 思わぬリスクを抱えることになりかねません。

  <参考> 労働法の体系
   ・ 労働契約法、労働基準法にはじまる雇用関係法
   ・ 労働組合法などの労使関係法
   ・ 職業安定法、労働者派遣法、雇用保険法など、労働取引に関する労働市場法
   ・ 個別労働関係紛争解決法などの労働紛争解決法


③ 労働問題にかかる従業員とのトラブルを事前に抑制し、
 またトラブルが生じた場合、これを自ら主動して解決することができますか?

  終身雇用制が崩壊し、安定雇用に疑問符のつく現在、
 従業員の権利意識は従来にも増して高まっています。
  こうした従業員は、インターネットを使用して容易に情報を入手することができます。
 会社に対し、いついかなる要求をいかなる形で突きつけてくるかわかりません。
  
  労働監督機関などの立ち入り検査個別労働関係紛争に発展することも
 視野に入れておかなければなりません。

  このような事態が生起したとき、不安はありませんか?
 “転ばぬ先の杖”
 あわてず沈着冷静に対応できるような態勢だけは作っておきたいものです。


④ 従業員の健康管理、なかんずくメンタルヘルスのための諸施策を
 自ら主動して実施に移すことができますか?

  従業員の健康管理は、雇用主の重要な責務です。
  精神疾患、脳疾患、自殺などの増加を受けて、監督官庁の指導・監督も厳しくなっています。
  精神疾患を予防するためには、
 社員に対する健康診断・健康指導長時間労働の抑制良好な人間関係の構築など、
 労務管理上留意すべき事項が多々あります。

  決して容易ではありませんが、
 安全・労務管理に起因する健康被害の絶無を期したいものです。


⑤ 労働に対する価値観の変化を正しく捉え、
 貴社に最適のワークライフバランスを設計し運用することができますか?

  労働者の労働に対する価値観は変化し続けています。
  “仕事と家庭生活の両立を図る”ことは、
 現代の労働者の基本的欲求となっています。

  貴重な労働力を確保するためには、
 このワークライフバランスの問題を軽視してはなりません。

  法が定める基準をクリアしなければならないのは当然ですが、

 貴社に適したワークライフバランスの施策は何かを真剣に考え、
 使用者、従業員ともに支持できる施策を導入して就業環境を整え、
 従業員の帰属意識を高め、貴重な労働力を“囲い込み”ましょう。
  
  費用と労力をかけて長年育て上げた貴重な労働力を軽々に失ってはなりません。

  

  以上、人事・労務管理は企業経営の重要な一部を担うものであり、
 決して片手間でできるものではありません。

次回のタイトルは、
小さな会社は、人事・労務管理組織を如何に作るべきか
です。

テーマ : 人事労務
ジャンル : ビジネス

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